厚労省:市販の緊急避妊薬「ノルレボ」の販売薬局など一覧表を公開
国内初となる市販の緊急避妊薬「ノルレボ」の販売が2026年2月2日から一部の薬局などで始まります。販売開始を前にして、厚労省は、2026年1月19日、緊急避妊薬の販売が可能な薬局などの一覧表を公開しました(一覧表は≪コチラ≫です。)。
一覧表には、全国の5444の薬局などが網羅されています。プライバシー保護のため薬局によって、個室、ついたて、パーテーション、他者のいない時間での対応、他者と十分な距離の確保の対策が準備されています。薬局によっては、事前電話連絡を必要とするところもあります。厚労省は、特に市販化直後においては、在庫や販売可能な薬剤師の勤務状況等の確認のため、あらかじめ当該薬局に電話連絡することを推奨しています。一覧表は1月19日(月)時点のものであり、リストは随時更新される予定となっています。
「ノルレボ」は、女性が性行為後72時間以内に1回服用することによって望まない妊娠・予期しない妊娠を8割以上の確率で防ぐことができる錠剤で、アフターピルとも呼ばれています。販売元の第一三共ヘルスケアによると妊娠阻止率は81%とされ、なるべく早く服用することで、より高い妊娠阻止率が期待できます。これまでは、まず医療機関に行って診療を受けたうえで緊急避妊薬の処方箋をもらい、それをもって薬を購入する必要がありました。そのため、ハードルが高く利用が著しく限定されていました。これからは薬局などで購入が可能となります。虐待死を生まないためにも効果を発揮することが期待されます(関連記事は≪コチラ≫です。)。
ノルレボの希望小売価格は1錠(1回分)7480円です(税込み)。購入に年齢制限はなく、保護者やパートナーの同意も不要です。購入にあたっては、緊急避妊薬に関する研修を修了した薬剤師が対面で「服用を希望する本人か」「性交後72時間以内か」などを尋ねて販売の可否を確認し、その上で、完全に妊娠を阻止できるわけではないことや、服用から3週間後に妊娠の有無を確認する必要がある点などの説明をすることになっています。
