子どもを虐待から守る会・まつもと とは
子どもを虐待から守る会・まつもとは「子どもの健やかな成長・発達を脅かすあらゆる種類の虐待から子どもを守るために必要な支援活動を地域社会の中ですすめること」を 目的に設立した民間団体です。
現在の構成メンバーは、保健・福祉・教育関係者・医療関係者・司法関係者・学生・市民 等で、子どもを虐待から守る活動に関心がある人たちが、お互いにネットワークを作り会の設立に関わっています。
子どもへの虐待とは
分類 | 定義 | たとえば… |
身体的虐待 | 子どもの身体に外傷が生じ、または生じるおそれのある暴行を加えること。 | たたく、殴る、蹴る、つねる、激しく揺さぶる、振り回す、噛む、しばる、水につける、火を押し付ける、首を絞める、など |
ネグレクト (養育の拒否や放置) | 子どもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食、または長時間の放置、そのほか保護者としての養育を著しく怠ること。 | 食べ物やミルクを与えない、衣服を換えない、学校に行かせない、危険な場所に放っておく、医者に診せない、家に閉じ込める、など |
心理的虐待 | 子どもに著しい心理的外傷を与える言動をすること。 配偶者の暴力の影響にさらすこと。 | 子どもの存在を無視する、おびえさせる、罵声を浴びせる、 ひどい言葉でなじる、無理強いする、子どもの目の前で暴力行為をして見せる、など |
性的虐待 | 子どもにわいせつ行為をすること、または子どもにわいせつ行為をさせること。 | 性的暴行、性関係の強要、性行為を見せる、ポルノの被写体とする、など |
子どもへの虐待はなぜ起こるのでしょう
子どもへの虐待の背景には、家族間の葛藤や子育てにおける親子の孤立などさまざまな要因があり、それが重なって起こります。 子どもの虐待はどこの家庭にも起こり得るのです。 虐待をしている親自身が悩み、やめたいと苦しんでいる場合もあります。 虐待をする親と子には、周囲のあたたかい支えと適切な援助が必要です。
お知らせ
- 親子心中は深刻な児童虐待にあたります
- 2024年度第8回運営委員会報告
- 国際NGOの3万人意識調査:5年前の前回調査時に比べ、子どもの貧困の認知度も、子どもの権利の関心度もいずれも低下
- 公益財団法人あすのば調査:「子どもの貧困 絶望の連鎖が明らかに」経済的困窮世帯のアンケートから
- 自傷・自殺未遂に関する国内初の報告書が公表されました。10歳代は全体の12.7%を占めました