松本文科大臣:大学入学共通テストは、私服で受験できます

2026年1月17日(土)・18日(日)には全国の650会場で2025年度の大学入学共通テストが行われます。2月1日からは一般選抜が始まります。ところが、受験生は試験に遅刻することができません。痴漢被害の通報をためらう受験生を標的にした痴漢被害がこの時期に相次いでいます。本格的な受験シーズンを迎える中で、松本洋平文科大臣は、2026年1月9日の記者会見で、受験生を痴漢被害から守るための周知を強調しました(会見は≪コチラ≫です。)。

受験の時刻に遅れることができない受験生が制服で受験に臨む場合は、痴漢被害の標的になりやすいといいます。実態調査では、被害場所は電車内が90%を超え、被害の時間帯は朝の通学・通勤時間が圧倒的に多数です(関連記事は≪コチラ≫です。)。受験生と一目でわかる制服姿は狙われています。松本大臣は、大学入学共通テストは制服ではなくとも構わないとして、私服で受験できることを明言しました。受験生が痴漢被害で遅刻した場合は、追試などの対象となることも明らかにしました。また、受験シーズンを前にして受験生を標的としたSNSの投稿が増加し、社会の不安をあおっていることを念頭に、こうした投稿を辞めるように呼びかけました。痴漢は、きわめて卑劣な行為で犯罪であるとして、関係省庁や鉄道事業者などと連携してあらゆる手だてを講じると述べました。

独立行政法人大学入試センターのHPでは、「高等学校卒業見込者の場合、試験当日の服装は高等学校の制服でしょうか。」という問いに対し、「高等学校の制服でも私服でもどちらでも構いません。なお、私服の場合は、英文字や地図等がプリントされているものは避けてください。」と明記しています。