民間研究機関:2026年は2025年と比べて「変わらない」と思う小中学生は65.8%
公益財団法人博報堂教育財団のこども研究所は、全国の小4~中3を対象に、子どもに関するトピックスについて調査を実施しています。2025年は、「2025年の気分」調査と題して、小4~中3の男女600名(以下、小中学生といいます。)と15~79歳の男女700名(以下、成人といいます。)に、11月16日、同じ設問をインターネットで聞きました。前年に続いて2度目です。その結果が、2025年12月15日公表されました(プレスリリースは≪コチラ≫です。)。
2025年の一年間、自分のことをどれくらい「しあわせ」だと感じたかを0~100点満点で聞きました。小中学生の平均点は82.7点、成人は66.3点でした。小中学生の平均点は、成人と比較すると16.4点高い点数でした。
2025年で心に残った出来事を5つまで自由回答で挙げてもらい、その中で最も心に残った出来事を聞きました。小中学生は「家族や親せきとの旅行」が最多で、続いて「学校の修学旅行・課外授業」となりました。「遠足」「職業体験」「自然教室」「大阪・関西万博」「クマの出没」という回答もありました。成人は、「選挙・首相交代・政治関連」が多く、具体的には高市早苗首相に関する出来事で、「総理大臣交代」「女性総理誕生」など、今年は政治の歴史的転換が印象深く心に残ったようです。
2026年の世の中は、2025年と比べてどうなると思うかを聞きました。「変わらない」と回答した小中学生は65.8%で、成人の50.6%より15.2ポイント高い値でした。2025年よりも「良くなる」と回答したのは、小中学生、成人ともに3割程度でした。「悪くなる」と回答した小中学生は7.0%で、成人の18.7%より11.7ポイント低い値でした。
2026年の目標や願望を自由回答で聞きました。〈自分自身や身の回りのこと〉に関しては、小中学生では、「勉強をがんばる」「テストで100点をとる」といった勉強に関することが最も多く、次の「希望の高校に受かる」などの「入試合格」をあわせると4割が勉強や学校に関係することを挙げました。〈社会や世の中のこと〉では、昨年に引き続き「戦争をなくしてほしい」「世の中が平和であること」といった平和を望む声が多く、世界の紛争がいまだに収束せず長期化している現状が感じられます。ただ、平和や戦争終結に関する回答は昨年より数が減少し、一方で「物価が下がってほしい」など物価高に関する回答は昨年より多く見られました。成人の〈自分自身や身の回りのこと〉では「自分自身や家族の健康」が最多でした。〈社会や世の中のこと〉で最も多かったのは「物価が下がる」ことについてで、昨年よりも回答件数が増えました。
