公開研修会で寄せられた感想をまとめました

新美妙美さんによる公開研修会が開かれ、参加者から感想が多数寄せられました。太字部分は寄せられた感想です。感想の趣旨を変更しない範囲で語尾や句読点等を修正しております。

発達特性をもつ子どもの親からは、「小さい頃は本当に大変でした。動き回るこどもを追いかけて、近所の公園ではトラブル起こすと困るので、遠くの公園まで出かけ朝から夕方まで過ごしていました。しかしそんな努力を誰も理解はしてくれませんでした。」「長男は小学校の頃からSOSは沢山出していたのに、そこは障害だと思わず、躾と思い叱責を沢山してきました。手をあげることもあり虐待もありました。」など切実な悩みが寄せられました。そのような悩みに「発達に特性がある子どもを育てている保護者として、育児がとても大変だということを少しでも理解してもらえるきっかけに公開研修会がなったのではないかと思いました。」とされています。

教育関係者からは、「保護者支援の大事さを改めて考えました。ついつい、もっと保護者が動いてほしいと思ってしまう自分を反省しました。子どもも保護者も共々に考えていきたいと思います。」と共に考える必要があるとの意見が寄せられました。また、「特性を持つお子さんには、具体的に選択肢を示して自分で選ぶという繰り返しの中で、気持ちの表出、受容される体験を積み重ねて社会で生きる力がついていくと知り、これは身近なところで自分が実践できると思いました。」と公開研修会でのお話を実践する意見もありました。

医療関係者からは、「実際の現場での新美先生の関わりがよくわかり保護者への対応が具体的によくわかりました。発達特性があるお子さんのお母さんが本当にご苦労されている姿を見ます。疲れ果てどうしていいか途方に暮れているのが現状です。今日のお話を少しでも伝えて，お母さんを支えて行きたいと思います。」などと親を支援することの重要性が寄せられました。

感想を寄せられた皆さま、ありがとうございました。