2025年4月
こども家庭庁:「こども誰でも通園制度」が2026年4月から全国で始まります
親の就労の有無にかかわらず、3歳未満の子どもを保育所、幼稚園、認定こども園などに預けられる「こども誰でも通園制度」の本格導入まで1年を切りました。こども家庭庁は、2025年3月31日、都道府県知事宛に「乳児等通園支援事業 […]
こども家庭庁は、ウェルビーイング指標を調査しようとしましたが
こども家庭庁は、2025年3月、「こどものウェルビーイングに関連するデータ・統計に関する調査報告書」を公表しました。調査は、こども家庭庁の委託を受けて、エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社が2024年10月18 […]
全国知事会アンケート:全国学力テストの公表方式に弊害を懸念する知事も
小学6年生と中学3年生を対象とした文科省の2025年度全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)が2025年4月17日に実施されました。国語、算数・数学、理科の3教科を筆記形式で実施し、中学理科のみコンピューター使用型に移 […]
こども家庭庁は、子どもに対する性暴力の防止の取組に関する指針を作りました
こども家庭庁は、2025年4月18日、「教育・保育等を提供する事業者による児童対象性暴力等の防止等の取組を横断的に促進するための指針」を公表しました。略称は横断指針です(指針は≪コチラ≫です。)。 対象は子どもに対し教育 […]
長野県社会的養育推進計画(後期計画)で、2029年度の里親等委託率の目標を決定。就学前の子どもで75%、学童期の子どもで55.6%
長野県は、2025年3月、新しい長野県社会的養育推進計画(後期計画)を公表しました。もともと長野県は、2020年6月、計画期間を2020~29年度の10年間とする計画を作りました(概要版は≪コチラ≫です。)。そこでは、1 […]
こども家庭庁調査:55.1%の成人は、子どもの権利条約を聞いたことがない
こども家庭庁は、2025年3月、「児童の権利に関する条約の認知度等調査(簡易版)」の報告書を公表しました。調査は、2024年12月5日~11日、高校生を除く全国の18歳以上のアンケート登録モニターを対象にしてアンケートを […]
こども家庭庁、通学路での子どもの犯罪被害をなくしましょう
通学中の子どもが通学路で犯罪の被害にあう痛ましいケースを耳目にします。2018年に新潟市内で下校中の女子児童が殺害され、2019年に川崎市内で登校中の児童らが殺傷される事件がありました。弱者である子どもを狙った犯罪は、ひ […]
司法面接(代表者聴取ともいいます)とは何ですか?
子どもが犯罪の被害者や目撃者だった場合、これまで事情聴取はどうやっていたでしょうか。まず警察が保護者を通じて子どもを何度か呼び出して繰り返し質問します。次は検察が質問します。裁判になれば、裁判官が公開法廷で質問します。児 […]
児童相談所の労働環境の改善こそ子どもを守れる土台 その2
千葉地裁は、2025年3月26日、元職員のAさん(31歳)が働いていた千葉県市川児童相談所・一時保護施設の人手不足や長時間勤務による苦痛で退職せざるを得なくなったとして、千葉県を被告として未払い賃金や慰謝料などの支払いを […]
児童相談所の労働環境の改善こそ子どもを守れる土台
報道によると、千葉県の市川児童相談所の元職員Aさん(31歳)が、働いていた一時保護施設の人手不足や長時間勤務による苦痛で退職せざるを得なくなったとして、千葉県を被告として未払い賃金や慰謝料など計約1200万円の支払いを求 […]