2024年の「親子ディキャンプ」を開催しました

当会恒例の親子ディキャンプが、2024年9月28日(土)、松本市立女鳥羽中学校岡田小学校あさひ分校と松本平広域公園「信州スカイパーク」の2か所を会場として開催されました。今回の参加は8家族(父2人、母8人、子ども14人0歳~13歳)、当会会員外のボランティアスタッフ8人でした。

この企画は、日ごろ子育てに専念されているご両親に、子どもと離れて束の間の息抜きをしていただこうという目的から始まりました。企画では、当会会員やボランティアがマンツーマンで子どもとお遊びを繰り広げ、あるいは育児を受け持ちます。その間、ご両親には子どもと離れて自由にくつろいでいただきます。

あさひ分校での10時からの開会式直後に、これもまた恒例の工作に取り組みました。工作の内容は割愛しますが、手品的要素もあり、子どもには大変に好評で、あれこれ言いながら熱心に作品を作り上げていました。工作が終わった後、2歳未満の子どもはあさひ分校に残り、2歳以上の子どもはマンツーマンの担当スタッフと自動車に分乗してスカイパークに向かいました。この公園は、長野県下最大規模の多機能・多目的型公園だそうです。公園内では子どもとスタッフが組になって自由に遊びまわりました。隣接地には飛行場の滑走路があり、離着陸するジェット機を間近で眺めることも子どもには楽しいひと時です。その間、ご両親には、あさひ分校で子育てから開放された時間を気兼ねなく過ごしていただきました。15時までには全員があさひ分校に戻り、終了式を行いました。あっという間の出来事でしたが、子どもには愉快でうれしく、ご両親にはリラックスの時間となりました。工作で完成させた作品は、それぞれの子どもが大事そうに持ち帰っていきましたので、きっと楽しい工作だったのです。

寄せられた感想の一部をご紹介します。「子どもと365日24時間常に一緒だと、可愛いけれど疲れてしまう。仕事と同じように 休息日が欲しいと思っていた。」「自分の子どもへのキャパが狭く、いちいち面倒に感じてしまう。周りには、もっと大変な母たちがいるのに、自分の子どもは、一人っ子で、きちんと育っているのに、しんどいと感じてしまう。」「子どもが最初のうち動揺していて『まずいなぁ。』なんて思っていましたが、スタッフの皆さんのおかげで、打ち解けたかなぁと思います。私もマッサージしてもらったり、他のお母さんたちとお話しできたりで、ゆっくり、まったりできる時間でした。ありがとうございました。帰ってから、また子ども達にも感想を聞いてみます。」「子どもから離れて、自分として(母の役割をおいて)、他の方に接することで、リフレッシュ出来た。とても、良い雰囲気、参加者の方々でした。」「初めての参加でしたが、こんなにゆっくりとした時間を過ごせたのは、久しぶりでした。次回もぜひ参加できたら嬉しいです。」

最後になりましたが、今回参加してくださったボランティアスタッフの皆様、アロママッサージ講師様のご協力に心より感謝申し上げます。