食品会社:子どもの食物アレルギーの調査をしました
クラシエ株式会社(フーズカンパニー)は、子どもがいる親を対象に「子どもの食物アレルギーとアイスに関する意識調査」を実施し、2025年12月4日、その結果を公表しました。調査の対象は、子どもがいる親1万1807名と3歳~12歳までのアレルギーを保持する子どもがいる親399名で、調査は2025年6月27日~7月2日にインターネットで実施されました(結果は≪コチラ≫です。)。なお、同社は、豆乳を用いたアイスクリームを販売しており、「アレルギー対応食品としてのアイスに対する家族のニーズや、家族で同じおいしさを分かち合いたいという思いが浮かび上がっています。」としています。
子どもがいる親1万1807名に対して、子どもが食物アレルギーを保持しているかを尋ねたところ、15.3%が「食物アレルギーを保持している」と回答しました。さらに、子どもがアレルギーを保持していると回答した1809名に対して、保持しているアレルギーの種類を尋ねたところ、「卵」が33.7%、「乳」が16.0%、「エビ」が11.0%、「くるみ」が9.3%などでした。
子どもがいる親1万1807名に対して、子ども用のアイスを購入する際に気にしていることを尋ねたところ、「価格の安さ」が51.7%、「味(バニラ/チョコ/イチゴなど)」が46.9%でした。また、「複数個入りの形状」と回答した人が16.6%、「カップ形状」を選ぶ人が10.6%と、家族で分け合える形状を重視する傾向が窺えました。
3 歳~12歳までの乳・卵アレルギーを保持する子どもがいる親399名に対して、アレルギーに関してどのような情報を取得しているかを尋ねました。「子ども向けのアレルギー対応食品の情報」と回答した割合が最も高く(36.6%)、「食品表示の見方や注意点」(30.6%)、「アレルギー対応レシピ・調理や食べ方の工夫」(27.1%)、「アレルギー対応メニューがある外食情報」(24.8%)、「外食時のアレルギー対応の最新情報」(23.6%)と続きました。
アレルギーを保持する子どもがいる親339名に対して、アレルギー対応食品であれば嬉しいものを尋ねました。74.5%が「洋菓子」と回答し、2番目に多かった回答が「アイスクリーム」(70.2%)でした。以下、「パン」(68.6%)、「焼き菓子」(63.4%)、「スナック菓子」(62.9%)、「ポケット菓子」(57.9%)、「和菓子」(56.7%)と続きました。
