日本子ども虐待防止学会 第29回学術集会滋賀大会参加報告
11月25日~26日の2日間にわたり滋賀県のびわ湖大津プリンスホテルと立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催された日本子ども虐待防止学会に参加してきました。コロナ禍のためWeb開催がここ数年続いていて完全対面での開催は3年ぶりとなったためか約3000人弱が集まりました。
日本こども虐待防止学会は 子ども虐待防止を目指し、医療・保健・福祉・教育・司法・行政などの実践家・研究者が一堂に会する研究会です。多職種が一堂に会してそれぞれの取り組みについてのシンポジウムや演題発表などが行われます。行政説明や教育講演などもあり、ここに参加すれば日本の虐待対応が今現在どのようになっていて、どういう方向に向かっているのか、目指しているのかがわかります。2013年の第19回大会は松本で開催されており、大会宣言も出しています。今年度は児童虐待の定義についてや虐待予防のための母子保健活動、保育施設等との連携、ヤングケアラーについて、CDR(子どもの死因究明)、認定資格となる子ども家庭ソーシャルワーカーについて、子どもの権利を保障する意見表明支援などなど…、盛りだくさんの内容でした。来年度は11月30日~12月1日香川で予定されています。
写真は、琵琶湖のゆるキャラ「キャッフィー」と来年度の案内チラシです。