大学生協連調査:アルバイトをしている学生は過去10年間で最多の76.8%
全国大学生活協同組合連合会(大学生協連)は、2025年2月28日、「第60回学生生活実態調査」の結果を公表しました。調査の目的は学生の生活実態などを調べることにあり、調査の対象は全国の国公私立大学の学部学生です。今回の調査は、2024年10~11月、Webにより全国の1万1590人の学生から回答を得ました(報告書は≪コチラ≫です。)。
調査時点における消費支出は、自宅生・下宿生ともに、ほとんどの項目で増加する一方、貯金は目減りしています。アルバイト就労率は76.8%(前年より2.3ポイントの増)で、過去10年間で最多となりました。アルバイト収入がある学生だけで見た場合、1ヶ月当たりの平均収入額は5万0970円、週当たりの平均就労時間は12.1時間でした。1ヶ月7万円以上のアルバイト収入のある学生は2020年以来年々増加しており、自宅生19.8%、下宿生14.6%でした。アルバイト収入の使途については、最多だったのは「旅行・レジャー費用」の33.3%(前年より0.4ポイントの増)、続いて「生活費のゆとり」の28.9%(前年より1.2ポイントの減)、「貯金」の23.4%(前年より0.7ポイントの減)となりました。
食事についてみると、1日の飲食回数を3回とする学生が56.3%で前年より0.5ポイント増加しました。朝食の摂取率は、自宅生77.2%(前年より0.9ポイントの減)、自宅外生61.1%(前年より0.1ポイントの減)でした。3食の平均金額は、朝食233円、昼食515円、夕食658円でした。他方で、「学生生活は充実している」「大学が好き」と回答したのはともに93%を超えました。
報告書は、物価高や奨学金返済の不安を背景に、生活費やお金に悩んでいる学生が引き続き最多であるとしつつ、生成系AI等を活用した新しい学びの姿を読みとれるとしています。