国民生活センター注意情報:下り坂や道路上での「ペダルなし二輪遊具」の幼児の事故にご注意!
1歳半~5歳程度を対象年齢とする幼児用の遊具に「ペダルなし二輪遊具」があります。キックバイク、バランスバイクとも呼ばれる二輪の遊具です。外見は自転車に似ますが、ペダルとブレーキがありません(あるものも一部にあります。)。サドルに腰かけた幼児は、自分の脚で地面をけって加速・減速して遊びます。しかし、下り坂で速度が上がると、幼児の脚力では止まれません。その結果、路上に転倒したり壁面などへ衝突したりして、ケガをする事故が発生しています(注意情報は≪コチラ≫です。)。
医療機関ネットワーク(※参照)には、2019年4月~2024年12月までの5年あまりの間に、幼児がペダルなし二輪遊具で走行中に発生した事故事例が101件寄せられました。頭部のケガが74件、骨折が13件ありました。32の医療機関への受診者数だけで101件を数えたというのですから、全国もれなく統計をとれば相当多数の事故が発生していると推察されます。近年は、道路で自動車に接触して死亡する事故の報道もありました。
国民生活センターから保護者へのアドバイスです。①ペダルなし二輪遊具は坂道や道路など使用が禁止されている場所があります。保護者は、取扱説明書を確認して、使用が禁止されている場所では使用させないようにしましょう。②坂道では使用させないようにしましょう。③両足のかかとがしっかりと着地することを確認して、ヘルメット等の防具を着用させましょう。④子どもだけで使用させず、必ず保護者等が立ち会い、子どもから目を離さないようにしましょう。⑤自動車の周辺では使用させないようにしましょう。
- 医療機関ネットワークとは 消費者庁には医療機関ネットワーク事業があります。2023年度末時点で全国の32の医療機関が参加し、消費者庁・国民生活センターとネットワークを組み、患者の受診を通じて消費者被害に関連する事故情報を幅広く集めています。長野県内では2つの民間病院がこの事業に参加しています
