保護責任者遺棄致死事件の続報です
長野県松本市の住宅で2歳の男児が石油がしみ込んだ布団の上に放置されて死亡したとして、母親(25歳)が警察に逮捕された事案の続報です。母親は、保護責任者遺棄致死の容疑をもたれていましたが、その容疑を否認していました。
この件について、長野地方検察庁・松本支部は、2023年6月28日、母親を処分保留のまま釈放しました。松本支部は、釈放後も引きつづき任意で捜査を継続する、処分保留の理由は捜査内容にかかわるため差し控えるとしています。
※ 警察は、犯罪の捜査をして証拠を集めます。検察は、警察が集めた証拠を元にして起訴するか不起訴にするかを決定します。逮捕した場合には、検察は原則として逮捕の日から最長で23日以内に起訴するか釈放するかを決めなければなりません。処分保留で釈放したときには、検察は後日最終的な処分(起訴か不起訴か)を決めることになります。