会長より ごあいさつ
子どもを虐待から守る会・まつもとは2026年(令和8年)2月28日の「ラスト研修会~これからにつなぐ~」をもって会の活動を終了することになりました。
今まで当会を支えてくださった会員の皆さま、当会の活動に賛同いただき、当会の事業にご協力をいただいたすべての皆様、とりわけ、設立当初から今日に至るまで支えてくださった松本市子ども課の皆様に感謝申し上げます。
さて、当会は2003年(平成15年)4月に初代上條会長の「中信地域から児童虐待をなくし親子関係を支援したい、児童虐待には官民挙げて共同して取り組む必要がある」との志のもと、数十名の有志が集まり、準備会を経て、2005年(平成17年)3月6日に正式に発足しました。
会員には多職種が集まり、それを活かしての専門職研修やケース検討、行政と共同して行ったマザー&チャイルドグループの実践、中信地域の要保護児童対策地域協議会への参加、オレンジリボンキャンペーンへの参加、また、当会の顔でもあった親子デイキャンプの実施などの様々な活動を行ってきました。
長野県内には長野、諏訪、駒ヶ根に民間団体があり当会は4番目の民間団体となりましたが、その4団体で「長野県子どもを虐待から守る民間ネットワーク」を設立、民間団体間での横の結びつきを作るとともに、長野県と協定を結び、行政とのつながりを強化、民間団体としての活動や実践をよりしやすくする途を開きました。
そうした中、2013年(平成25年)12月に「日本子ども虐待防止学会 第19回学術集会 信州大会」を松本市で開催、全国から2000人を超える参加者が集まりました。その中で大会宣言として「チャイルド デス レビュー」制度を整備し「虐待死ゼロ」に向け取り組むことを宣言しました。
最近ではホームページを充実させることで、当会を知ってくださる人たちが増えたことも実感をしています。
しかしながら、団体活動への参加についての考え方の変化や当会の運営委員の高齢化に伴い会の運営が困難な状況となってきており、会の運営を引き継いでくれる人材不足もあって、会の存続が困難な状況となったことから、2025年度(令和7年度)の総会で今年度いっぱいで会の活動を縮小すること、まだ残っている会費を使いニーズの高いホームページの運営を中心に活動すること、まだ残金がある場合は子どもにかかわる施設や団体に寄付することをお諮りし、同意を得、当会の今後の活動方針としましたが、講演会は今回をもって最後とし、ホームページの更新は3月まで、しばらくは閲覧可能ですが、今年8月末で閉じることとなりました。
残金については、松本児童園、松本赤十字乳児院、松本あさひ学園、あさひ分校へ寄付をおこなうこととしました。なお、あさひ分校には本の寄付とすることになっています。
総会の時にお諮りしたよりも早い段階での当会の終了となりますが、皆様にはご理解いただけたらと思います。
児童虐待の問題は終わることはなく、子どもを虐待から守る活動は視点を変え方法を変えてはいますが今後も必要であることに変わりはありません。今後も当会の会員みなそれぞれの立場で子どもを虐待から守る活動を続けていくことを誓い、当会最後のご挨拶とさせていただきます。
今まで本当にありがとうございました。
2026年(令和8年)3月末日
子どもを虐待から守る会・まつもと 会長丸山昌子
