長野県子どもを虐待から守る民間ネットワーク会議が行われました

2024年2月3日(土)松本市のアルモニービアンにて、4年ぶりに「長野県子どもを虐待から守る民間ネットワーク会議」が行われました。このネットワークは同じ志を持つ「ながの子どもを虐待から守る会」「CAPS・すわ」「南信子どもの虐待防止研究会」「子どもを虐待から守る会・まつもと」の民間4団体から構成されています。当日は県のこども家庭課からの出席者を含めて計12名が参加しました。各団体からは「コロナ禍の電話相談はリピーターが目立った。周囲とのつながりが希薄化した影響ではないか」「電話相談のハードルが高いのではないかと考え、SNSに移行することを検討している」「コロナ流行時には、子ども食堂での食事提供の代わりに食材提供を行った。コロナをきっかけに貧困が広がっているように感じている」「コロナ禍でも、専門職を対象とした相談会や里親交流会を定期的に続けてきた」「会議のオンライン化やホームページのリニューアルを行った」「講演会をオンライン併用にしたところ好評であった。親子キャンプは4年ぶりに復活することができた」など、コロナ禍でも工夫をしながら活動を続けてきた様子が報告されました。また、「講演会や研修会の参加者を増やしたい」「より多くの方に会員として一緒に活動をしてほしい」など共通の課題も見えてきたため、講習会のテーマや講師、広報の仕方などについて情報交換を行いました。こども家庭課からは、こどもを取り巻く法律や施策について、近年の動向を教えていただきました。終盤には、来年度に向けたネットワーク活動の構想を練りました。あっという間に予定の1時間を迎え、大変充実した内容となりました。今後もつながりを大切にしながら、活動を進めてまいりたいと思います。