ミニ情報③ 「サードプレイス」って、何ですか?

「ファーストプレイス」とは、睡眠、食事などの日常生活を送る自分の家を指します。また、「セカンドプレイスと」は、学校や職場のように、学業や仕事などの義務や責任を伴う活動を行う場所を指します。「サードプレイス」は、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが1989年の出版物で提唱したとのことです。オルデンバーグは、家庭でも学校でも職場でもなく、与えられた義務や責任から解放されて自分をリラックスさせられる場所(サードプレイス)が現代社会には必要だと提唱しました。サードプレイスは、多様な人間関係の広がりや、地域の交流や文化活動を活性化させる機能を備えている、というのです。

こども家庭庁の設立準備室は、2022年12月~翌1月にかけて子どもの居場所に関するアンケート調査をしました。「居場所が欲しい」と回答した子どもに対して「居場所があるか」どうか聞くと、26%の子どもが「居場所がない」と回答しました。家や学校以外に「ここに居たいと感じる居場所はありますか」という問いには、9歳以下の子どもは19.3%が「居場所がない」と答え、その割合は年齢とともに上昇し、19歳以上おおむね30歳以下の子ども・若者の33.9%が「居場所がない」と回答しました。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_ibasho_iinkai/pdf/ibasho_houkoku_gaiyou.pdf

子どもに居場所が必要な理由としては、大人から言われたことを受動的に行うのではなく主体的に動くことで自分に自信が持てるようになる、人間関係が広がる、趣味を深めて共有できる、多様な価値観に触れられる、支援の必要な子どもが社会とつながることができることなどがあげられています。